カンパッチー

男たちの挽歌のカンパッチーのレビュー・感想・評価

男たちの挽歌(1986年製作の映画)
4.5
親友、兄弟、肉親の情ととにかく熱い男たちの話でやっぱり1が1番好き。

レストランのホーの仇討ちに行くシーンはジョン・ウーの原点にして真骨頂!チョウ・ユンファがとにかく観賞植物に銃を隠して惜しみなく撃ちまくるシーンといい、ラストの駐車場から先のチョウ・ユンファが出ているシーンは全てカッコよすぎます。ティ・ロンの自分を曲げない真っ直ぐさとレスリー・チャンの正義に対して青臭いまでの真っ直ぐさ、そんな兄弟の愛と確執と本当に全編見所しかありません。

まぁ一番カッコイイのはカタギになることを貫き通しているタクシー会社の社長なんですけどね、いま改めて見ると後半チョウ・ユンファは劇団ひとりだし、ティ・ロンはかまいたちの山内に見えてきますね、カッコイイのに。