1回目では理解できず、かといって2回目でもよく分からないリンチワールド。
ただオチが分かりつつ観ると、あーそういうことか。ん?
やっぱり違うかも…の連続で、結局はよくわからないです。
ただ前回ほど得体の知れない不気味さは感じず、最後の方の老人の姿もギャグっぽく思えました。
このあたりがちょっとタッチが軽いというか、心理的な奥底に迫らない恐怖感が特に感動も無くしてるような気がします。
ハリウッドが大変な世界という皮肉にしてはいかにも典型的で、もう少し外的に大きな事件と内面の描写がリンクしていればわかりやすかったのか、私の理解が及ばないのかそこも含めてもうよくわかりません。
ベースになったイングマール・ベルイマン 『仮面/ペルソナ』の方が、より見せ方がシンプルかつ芸術的で個人的には好きです。