えくえあ

バイオハザード IV アフターライフのえくえあのレビュー・感想・評価

3.0
ゾンビ映画感と勧善懲悪アクション映画感のバランスが良かった3作目から一転して単調な凡作となってしまった4作目
いよいよネタ切れ感が否めません。

前作のようなゾンビ映画としての側面も薄く、ただただクリーチャーが後ろからガバッっと襲ってくるだけの単調な演出が続き、大したドラマもなく、登場人物はほいほい死ぬ
アクションに関してもスローモーションを多用するだけでまるで面白みがない上に、ラスボスに至っては見た目から動きまでマトリックスのエージェントスミスみたいなサングラス男
さらには何の脈絡もなく突然サイレントヒルの三角頭みたいな怪物(ゲームやってれば分かるのかもしれませんが)が登場したりと、まるで新鮮味がありません。
あいつヴィジュアル的には結構期待したんですけどね

それでも建物から飛び降りるシーンは一瞬、おっ!となりましたがやはり2作目の壁を駆け降りるシーンと比較すると見劣りしてしまいます。
そもそも、冒頭でアリスは超人パワーを失ったはずなのに、その設定が全く活きずに普通に今まで通り戦ってるし…
前作のラストでいろいろ期待させてくれたクローンアリスもなんか地味だったしなぁ

正直なところあまり面白くはなかったですが、最後まで飽きずには見れたので☆3.0です。
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