ハヤト

こわれゆく女のハヤトのレビュー・感想・評価

こわれゆく女(1974年製作の映画)
3.6
シーンがあるようでない。
生活。
しかも、普通でないテンションの生活。
てゆか終始病んでる人たちが出てくる。
夫も母親もやっぱり何か病んでると思う。
衝突したくないから言わないんだけど、結局水風船みたいにパチンッていったらバンバン毒が出てきちゃう。
こういう人たちに優しさは何の効果もないんだなと感じた。

たくさん出てくる「普通の〜」「疲れてるだけ」というワード。
普通って何だっけ?
狂ってるってどんな状態だっけ?
「疲れてるのかもしれない」
うん、確かに。

ポップな風船
ブロンドの髪
おしゃれな服
傷ついている時は、疲れるよなあこの色たちって思った。
工事現場のアースカラーとか、
お家が結構アンティークみたいなのが多いこととかも精神的に影響すんのかな。

子供部屋だけなんか安心する。

しゃべるか、抱えるかしかないけど、
最後の方は沈黙が優しい。
ハヤト

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