素晴らしい。
本当に素晴らしかったです。
静謐な空間の中に流れる、重く垂れこめるような空気。
必要でない要素は、最大限まで削ぎ落とされています。
説明的な部分は皆無に等しく、必要最小限の情報提供しかしないことで、鑑賞者の思考を起こし、観賞後も考えさせられ続けるような。
生きるとは何だろう。
食べるとは何だろう。
次の日を迎えるとは、何なのだろう。
何があっても、
どんなに過酷な状況下にあっても、
生きていかなくてはならない。
そんな人間の根源的なことを、考えずにはいられません。
この作品と出会うことができて、
本当に良かったです。
私の人生のバイブルです。