母親に捨てられたがいつか迎えに来てくれると信じている少年ジェシーと、人間により家族から引き離されたシャチのウィリーとの友情の話。
先日、商業捕鯨のドキュメンタリー番組を見て、砲手の人が「命をいただいている」と言葉の重みに感銘を受け、その数日後にクジラとシャチの特集番組を見た結果→「久しぶりにフリー・ウィリー観たいな」と思って２０年ぶり？くらいの再鑑賞。
シャチのウィリーがいるセキュリティの緩さが時折気になりながら見ていたら、案の定ジェシーが足を滑らせウィリーの泳ぐプールへ落下。意識なく沈んでいくジェシーをウィリーはそっと持ち上げプールの上へと助け出す。その時のウィリーのそっとプールの上へと運び上げる様子がワレモノに触れるような優しい動き。さすが頭脳明晰なシャチ！！このシーンは、優しさしかない！！
この映画に出たシャチのウィリーことケイコは、この映画をきっかけに「海に返すべきだ」という運動が起こり、何度か海に返すチャレンジをしたそうですが、海に戻っても仲間になじめず…など様々な問題が発生したらしく、それがストレスとなったのかは今となっては不明ですが、シャチの中では短命な２７歳で亡くなったらしく、結局どうするのが動物にとって幸せなのかを感じさせられる作品でした。
ジェシーの里親となったマイケル・マドセンが、エルヴィスプレスリーとマシュー・ペリーを足したような顔でした。不器用な里親感がいい感じでした😄
エンドロールはマイケル・ジャクソン「ヒール・ザ・ワールド」。シャチのPVみたいな癒し度高めのエンドロールでした🐬
