Mpoppins

カラーパープルのMpoppinsのレビュー・感想・評価

カラーパープル(2023年製作の映画)
3.5
オリジナル未鑑賞。

想像以上に重たく、気持ちがスッキリしないので、他にかけていないレビューがあるもののこの作品のレビューをとりあえず記載してみます。

主人公セリー。父と妹と三人暮らし。
セリーは出産後母乳をあげる間もなく父に奪い去られる。そして、父にセリーはすべてを支配されている。

ある時、ミスターという男がセリーの妹ネティを見初めたが、姉妹の父はネティではなくセリーを押し付ける。

父のセリーへの扱いが最悪。そして父の指示で向かったミスターの家。これまた最悪。観ているだけで辛い。彼女達はどんな理不尽にも黙って従わないといけないのか…。辛い。

そんな生活の中、セリーはソフィア(クソ旦那の息子の彼女)やシュグ(クソ旦那の憧れの女性)達に出逢う事により、少しずつなにかが変わってくる。その変化がゆっくりなのがやけにリアルで、時の過ぎる残酷さを感じる。

観ていて息苦しくなるが、途中出てくるミュージカルシーンに私は助けられました。歌声、リズム、ダンス、衣装どの曲も格好良かった!!

自分を信じること、人との出会いの重要さを感じる作品でした。
Mpoppins

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