オリジナル未鑑賞。
想像以上に重たく、気持ちがスッキリしないので、他にかけていないレビューがあるもののこの作品のレビューをとりあえず記載してみます。
主人公セリー。父と妹と三人暮らし。
セリーは出産後母乳をあげる間もなく父に奪い去られる。そして、父にセリーはすべてを支配されている。
ある時、ミスターという男がセリーの妹ネティを見初めたが、姉妹の父はネティではなくセリーを押し付ける。
父のセリーへの扱いが最悪。そして父の指示で向かったミスターの家。これまた最悪。観ているだけで辛い。彼女達はどんな理不尽にも黙って従わないといけないのか…。辛い。
そんな生活の中、セリーはソフィア(クソ旦那の息子の彼女)やシュグ(クソ旦那の憧れの女性)達に出逢う事により、少しずつなにかが変わってくる。その変化がゆっくりなのがやけにリアルで、時の過ぎる残酷さを感じる。
観ていて息苦しくなるが、途中出てくるミュージカルシーンに私は助けられました。歌声、リズム、ダンス、衣装どの曲も格好良かった!!
自分を信じること、人との出会いの重要さを感じる作品でした。