モモモ

エクソシスト/ディレクターズ・カット版のモモモのレビュー・感想・評価

4.2
本作が無かったらきっと「死霊館」シリーズも「哭声」も「来る」も作られてなかったのだろうから、本当に偉大な作品だと思う。オカルト物に自分がどうしても惹かれてしまうのは本作の所為だ。
前半ジックリと日常を描き、それが崩れ去って行く構成が良い。
編集の間とカッティングのテンポが最高。
特にラスト周辺の「母の幻影をベッドに見る」シーンや「階段」の対比の編集が癖になる。
ジェイソン・ミラーのポジションにマッツ・ミケルセンを置いたオカルト映画が観たい。
モモモ

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