日本の伝統芸能「タイムリープ」かと思いきや、他のタイムリープにない独自の視点を取り入れた作品になっていた。
特に、(いい意味で)学習しないところ。タイムリープものは時間を繰り返すことで学習して成長を描くのがポイントと思うが、この主人公は私利私欲のために活用して現実逃避に使い、学習しない。
タイムリープするごとに"Time waits for no one"の意味合いや、キャラクターたちのセリフの意味が変わってくるのかとても味わい深い。
不作の時代だと思いながら『ゲド戦記』を観ていたが、同時期にこんなに素敵な作品があったのに素通りしてた自分が恥ずかしい。