なつ

リトル・ダンサーのなつのレビュー・感想・評価

リトル・ダンサー(2000年製作の映画)
4.2
ボクシングをやっていた少年ビリーはあるきっかけでバレエを練習し始めていくというストーリー

約20年前の映画だが現在でも通じるテーマがあり見応えもある映画

炭鉱の需要がなくなりつつある不況の時代、ビリーは女の子のイメージの強いバレエの練習を始めていくが、ビリーの父親や兄からは非難され、さらに貧困のため余裕のない生活。それでもバレエの先生がビリーの味方になり、精神面でも支えているようだったのが凄い。
反対していた父親の前で堂々と踊ったビリーが一番好きなシーンでもあり、それがきっかけで父親はビリーのため考え直し涙を流すところは感動した。

家族、夢、青春、貧困など
どんな人にも当てはまるであろうテーマが散りばめられているので共感しやすい

“炭鉱はおしまいだ、だけどビリーには未来がある”
なつ

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