このレビューはネタバレを含みます
イギリスの炭鉱で働く父親(ストライキ中で休職中)ボクシングを習わされている少年ビリーが、バレエに魅せられバレエダンサーを目指す話。
主人公はビリーなんだけど、私がこの映画で特に心打たれたのは父親。
初めはコテコテの男は強くあるべき!みたいな姿勢から、
ビリーのダンスに対する情熱を見せられ、バレエの先生のところに『いくらかかる?』
のとこでまず涙。
誰よりも強くストライキを続けていて、兄にもその思想は継いでいたのに、ビリーのために脱ストの列に並び、兄の『何やってんだよ!』からの『ビリーの夢を叶えさせてあげたい、まだ11歳なんだ』
っていうとこも涙。
ビリーのダンスはもちろん素晴らしいし、友達や先生もいいキャラなんだけど、とにかく父親…!
試験のソワソワ、合格発表待ちの家族のソワソワもとても好き。
ラストの本物のビリーエリオット?の白鳥は鳥肌立ちました。