島袋健太郎

アイアンマンの島袋健太郎のレビュー・感想・評価

アイアンマン(2008年製作の映画)
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MCU一作目。
マーベルの懐の広さ。
ロバート・ダウニーJr.の起用というのは、本当に成功だなぁと痛感。
ヒーロー物はどうしても嘘の世界なので、余計にその嘘っぱちを本当に見せる、という人物描写を求められるが、この起用と、ヒロインであるグウィネス・パルトロウ(老けないなぁ…)の魅力でかなり成立できている。
また、アメコミの世界観のヒーロー設定の面白さとシリアスさ、ユーモアのバランスが非常に程よくできている。

あとは、ヒーロー誕生譚を比較的リアルに丁寧に、且つじっくりと描く方法論。
つまり、お金持ちの実業家のヒーローという意味でD.Cの「バットマン」がいるのだが、バットマンのブルース・ウェインは執事頼みで基本は身体を鍛えるか苦悩しているだけなので、本作のトニー・スタークは全部自分で組み立てる。
失敗を重ね、試行錯誤して、パワードスーツを仕上げて行く。
しかも塗装なんかにもこだわったりなんかして。

そして作劇の中には9.11以降のアメリカの軍事の矛盾みたいな部分は今後のMCUでもテーマとして広がって行く様子。

まずは、出だし好調。面白かった。