曽野綾子原作、橋田壽賀子脚本。
なぜかマリリン・モンローの生涯のお話をやっている。
良かったのはオープニングクレジットのタイトルの出し方、その音楽くらいです。
ストーリーはとてもつまらなかった。
これまでいくつか観てきた若尾文子が演じる女性とは正反対の、主体性も自信もなく男に依存することでしか生きる術を見つけられない主人公でした。
でもマリリンは実際のところ才女で、そんなお馬鹿で脆い女性とは違うと思う。
マリリンを意識するあまり、あやや様のファッションやヘアスタイルはくるくると変わるのですが、どれもこれも時に激しく、時に微妙に似合ってないものばかり。
全然あやや様の良さが出てない。
アップになるところでは紗をかけたようなソフトフォーカスになるんですけど、なんだろうこれは…笑
そんな演出いらない。
紫色というか藤色の電話とか、なんかメルヘンチックなものが節操なくぶち込まれてて、周りの男性陣も魅力的な役柄がいなかった。
そもそもあんな派手な服装する女がこんな世間知らずなこと言うのかよみたいな、説得力が全くなくて、そこは純粋無垢な心を持つ、最後まで受け身な京子を演じるあやや様が楽しめます。
