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終電車のkojikojiのレビュー・感想・評価

終電車(1980年製作の映画)
3.7
1980年 トリュフォー3/22

ナチス占領下のパリ。
逃亡したユダヤ人で、演出家だった夫に代わり、女優マリオンはモンマルトル劇場を取り仕切っている。
実は夫ルカは劇場の地下に潜んでいて、マリオンは毎日の世話もしていた。
そんな中、新しい相手役ベルナールがやってくる。
マリオンとベルナール共演で新作『消えた女』を演じ好評を得る。
そして二人はいつしかお互いに惹かれるようになっていた。
しかしベルナールはレジスタンスに参加する気持ちを押さえられない。

ドイツ軍占領下のパリと芝居を題材にした2つのテーマ、その中で二人の微妙な恋愛が描かれている。

久しぶりにドヌーヴに会ったような思い。
実は彼女の美しさに見惚れて、字幕が読めないシーンが多くあり、字幕を読む煩わしさを感じた。もっとゆっくりドヌーヴを見ていたい。そちらの方が強かった。

相手役が悪すぎる。いつも思うのだけど、好きな女優の相手役はそれなりに納得いく役者じゃないと楽しめない。これは非常に残念。
トリュフォーは嫉妬からブ男の相手役を選んだとの話を聞いたような聞かなかったような。
それにしてもドヌーヴ、歳をとっても美しい!


2023.04.15視聴163
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