ちょうどいい映画だったかなぁ。
ストーリーは難解すぎず、簡単すぎず、ちょうどいい。
あーそういうことか!のアハ体験がちょうどいい。
97分という尺がちょうどいい。
ハッピーエンド過ぎず、バッドエンド過ぎず、ちょうどいい。
暇なときに観る映画として、実にちょうどいい。
でも、よく考えるとルナインダストリーは、何故彼を一人だけ月へ送ったのか?
ガーティみたいな高性能なAI作れるような企業なら、もう人間いらないだろ笑。
月面作業は、全部コンピュータに任せちゃえばいいじゃん。
人間が一人いるだけで、その世話をしなければならず、食糧も準備しなければならず、またあの「最大のコスト」も支払わなければならず、無駄が多すぎる。
わざわざ「人間をひとりだけ」派遣する理由が、あんまり腑に落ちない。
もっとたくさん送るか、一人も送らないか、
普通ならそのどちらかになるはず。
ということは、この会社には「普通ではない」のっぴきならない事情があったということか?またはサムのほうに問題があったのか?
などと前日譚を妄想してみるのも楽しい。