プリンス

対決のプリンスのレビュー・感想・評価

対決(1990年製作の映画)
4.1
羽生結弦が金を逃し、イチローが引退。瓶入りフルーツ牛乳が無くなって、内田裕也も亡くなりました。平成終盤になってシャッフルが甚だしい訳でありますが、わたくし、驚愕の事実を発見致しました。アッコさんと宮根さんの目っ!同じ目っ!!あまりに偶然すぎやしませんかね。そうです、世界は全てあの組織、、、、、、、
えー、話は変わりまして。満身創痍が過ぎますと、驚くほどに力の抜けたモノが生まれるとゆう事が御座います。フランケンハイマー×ロイシャイダー ×プロホノフ。作るのが20年遅かった。諦め邦題「対決」とゆう作品であります。
まずですね、めんどくさ過ぎて、書きたくないこの設定。西ドイツ国境を警備する米軍の部隊に左遷されてきたベトナム帰り、ノールズ大佐(ロイシャ)と、国境を挟みましてはチェコスロバキアを警備するソ連軍のアフガン帰り、ヴァラチェフ大佐(プロポノ)二人のオッサンのタイマン話。ある日、国境パトロール中に対峙した両軍。お互いに何かを感じたのでしょう。まず、ガンの触れ合い飛ばし合い。ロイ大佐が丸めた雪をトッポイプロポノ大佐に猛速球。負けてられません、雪を投げ返すトッポイ。あぶねっ!この野郎っ!緊張感!!
その夜、国境線が何だ♪と、ロイ大佐が、敵見張り台に侵入。
兵士を三人捕えまして、自分の誕生日祝いを強要!!ほら、歌えっ!歌うんだよっ!英語がわからんか!?楽しくやろうぜ!と、手榴弾でお祝い。これは何ハラになりますか。
気分良く、翌日も鼻歌混じりに国境に向かいますと、乗ってきたジープにロケット被弾。やりやがったな!と、更にその晩、見張り台に火を付けに行くロイシャ。炙り出しからのバズーカ攻撃。死なない程度に実弾演習、生きてるっていいな♪
だってアイツが先に!!の小さな事がキッカケに、大事件になる、、ならなーーい!
単なるご近所トラブルが続きまして。最後は何と凍った湖の上での、肌の質感なオッサン2人の殴り合い。ワカサギも釣らず仕舞いで、延々と続きますから。割れた氷から落ちるロイシャイダー!お、おい、大丈夫か?と覗き込むトッポイ。後ろからロイシャ、ジャーーン!!!コレは友情が芽生えるパターンかと思えばそうでもなく、駆けつけた両軍部隊が向き合う中、教訓めいたナレーションでそれなりのしっとり感で終わっておりました。完全にこれは誰向けなのかわかりませんが、揃いも揃った大物、おじさん達が真面目な顔でスベり切る所に好感が持てるわけであります。撮影中、やり過ぎて、ロイシャイダー は肋骨骨折、トッポイは膝外れたとか!なかなかやるね!
一切オススメできません。
DVDはシュレッダーにかけます。
でわまた!
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