transfilm

マーティのtransfilmのレビュー・感想・評価

マーティ(1955年製作の映画)
2.8
好きになれなかったので感想書くの迷ったけど・・。

マーティは優しい男なんだとは思うけど、冗談抜きで自分本位な奴だと思う。「君が相手だったらいつまでもしゃべってられるよ!」と言われて延々としゃべられても、自分だったら全然うれしくないです。そういうのを愛情とは思わないです。
個人的に、「不器用なだけ」と思える欠点だったらむしろその人の魅力だとも思えるんですけど、
マーティは「不器用」とは違うと思う。不器用でもあると思うけど、基本的に他人の心情になって物事が考えられない男なんだと思う。KYってやつ。

映画自体はまあまあだったと思うけど、マーティはかなり嫌いです。
最後も、決断までかなり時間をかけておいて全く罪悪感を感じてなさそうなのも腹立たしいです。マーティ以上に最悪な男も世の中にはいるのかもしれないけど、ちゃんとした男だったら周りにどれだけ批判されてようが約束通りの時間に即効電話してるところだよ!
マーティの事を褒められるラストとは到底思えないし、マーティの褒められる唯一の点は、ダンスフロアでクレアに声をかけたところだけじゃないかな!

ちなみにこの映画は1955年の映画で、
アカデミー賞作品賞を受賞してるそう。
1955年の映画は有名どころだと他には
「エデンの東」とか「理由なき反抗」とか「泥棒成金」とか
「狩人の夜」とかがあります。
なんでよりによってこのくそマーティなんだか・・。

と、かなり愚痴っぽい感想を書きました。
この映画を好きな方ごめんなさい今度何かおごります。
transfilm

transfilm