風変わりな作品だなって思いました。
「アビバ」という名の子の役を数人が演じてます。それぞれいくつかの短編の物語の寄せ集めになっています。そしてそれらのテーマは共通していて、妊娠、中絶について描かれています。このテーマであっても重々しい雰囲気はなく気持ちが沈むといった心境になることもありません。
同じ「アビバ」なのにそれぞれの章で演じている人物たちは皆 年齢も肌の色も見た目の雰囲気も全く違った子たちであるのが不思議な感覚でした。太った子痩せた子も同じおヘソ◯出しのファッションで淡々と登場するところがちょっとシュール感がありました。ちなみに両親役は 同じ人です。
最後の章ではトドメとばかりに全ての「アビバ」が かわるがわる登場したりして作品の異色感が増しておりました。
