ユミコさんの映画レビュー・感想・評価

ユミコ

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やさしいライオン(1970年製作の映画)

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生まれてすぐママが死んじゃったのでしょうか、かわいそうな孤児のライオンのブルブル。
産んだ赤ちゃんがすぐ死んでしまい、涙を流していた犬のムクムク。
そんなブルブルとムクムクが出会い、本当の親子のように
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夜の素顔(1958年製作の映画)

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マチ子さまが、突然あの世へ召されてしまった…。マチ子さまの代わりなんていない。だからこそ今まで以上に女優・マチ子さまという存在の尊さを強く噛みしめながらこの作品を鑑賞させていただきました…。
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フェリーニのローマ(1972年製作の映画)

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何度観ても「飽き」がこなさそうな映画。
第二次世界大戦下の1940年代と、この当時の「現在」である1970年代のローマが描かれていた。でも、ローマの素晴らしさや美しさのPRとか、観光案内ビデオとは程遠
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暗闇から手をのばせ(2013年製作の映画)

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身障者専門のデリヘル嬢の、とある日常が描かれた映画。通常のデリバリーヘルスのお仕事よりも、それは大変なのだろうと思うところだけど、彼女曰く、怖いことをされる心配がないから安心だって。以前は通常のデリヘ>>続きを読む

フロンティア(2007年製作の映画)

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ハードコア・サバイバル・スリラー。
先日観た「マザー!」よりグロテスクで血生臭く、見どころでもあるヒロインのズタボロぶりが、こっちの方がかなり強烈。どちらのヒロインも妊婦さんだった。「マザー!」ではヒ
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私がこわされるとき(1997年製作の映画)

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原題「The Perfect Mother(完ペキな母親)」笑。
しかし、邦題通りの内容の実話。
ジャケの向かって左の女性がヒロインの実母役、右の厚手の女性がヒロインの結婚相手の母親(義母)役。まずこ
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NY ANNIVERSARY LIVE! ビリー・ジョエル「ライブ・アット・シェイ・スタジアム ザ・コンサート」(2011年製作の映画)

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フォローさせていただいている方が昨日、音楽ライヴ映画の大変素晴らしいレビューをなさっていたので、私も何か音楽ライヴ映画を観たくなり、そして見つけたこの作品は、NYのシェイ・スタジアムという球場が取り壊>>続きを読む

さよならミス・ワイコフ(1978年製作の映画)

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中年の女教師、ミス・ワイコフ先生は30代半ばで処女だった。そのせいかどうか最近の彼女は情緒不安定気味。精神科を頼ってはいたものの、男を知らず心身共に老け込んでいたせいか、彼女には早くも更年期障害が。気>>続きを読む

リンク(1986年製作の映画)

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ジャケで言うと、上のオランウータンの「リンク」がコワいやつ、下の抱っこされているチンパンジーの「インプ」はかわいいの。「アニマルパニックホラー」と記されていて、その類いを観たのは「クジョー」以来かも。>>続きを読む

アナタハン(1953年製作の映画)

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大勢の男たちと、たった1人の女が、孤島で数年間、共同生活をするという凄いお話で「アナタハンの女王事件」の実話に基づいて作られた映画。前半はナレーションづいていて堅苦しい。第二次世界大戦の終戦間際、サイ>>続きを読む

マザー!(2017年製作の映画)

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カオス、キチ◯イ作品。宗教(キリスト教)の要素の色濃い部分の殆どが怖い。映像美というよりジェニファー・ローレンス美だった。
ヒロイン(ジェニファー・ローレンス)と詩人の夫(ハビエル・バルデム)。愛する
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銀座カンカン娘(1949年製作の映画)

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1930〜40年代のビッグバンドサウンドが超好きなので、その年代の本作のミュージカルに感動してしまいました!私にとって繰り返し観たくなるタイプの作品です(DVD欲しい!ああでもお高い!)。タイトル曲を>>続きを読む

ワン・フロム・ザ・ハート(1982年製作の映画)

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キラキラ賑やかなこのラスベガスの街の全てが、スタジオ内に作られたセットだったという事に驚ガク!ネオンの眩さのせいだったのか、後に残るこの不思議な感覚…。子供の頃、初めてTDRを体験した「後」に、頭がボ>>続きを読む

新妻の性典(1950年製作の映画)

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主なキャストは、佐田啓二さま、月丘夢路さま、宇佐美淳さま、折原啓子さま。
宇佐美さまと折原さまは夫婦の役どころ。妻は清い体でいたいというお考えらしく、ご結婚後もずーっと処女のまま。宇佐美さまは当然なが
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花の咲く家(1963年製作の映画)

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冒頭は、まるで佐田啓二さま&岡田茉莉子さまのイチャラブ・バリ島旅行記な作りとなっている。海外ロケだなんて新鮮! ビーチで啓二さまがオカマリさまに声をかけるも、お連れさまがいらして、ああ残念ね… となる>>続きを読む

蒼い海流(1961年製作の映画)

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主人公はどちらも悪人、高須(佐田啓二さま)と布施(田村高廣さま)の二人だったように思う。二人の男がタッグを組む的な刑事ものや犯罪ものとしてシリーズ化も出来そうに思える良いコンビぶり(目指す方向性は同じ>>続きを読む

愛妻物語(1951年製作の映画)

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新藤兼人さまの監督デビュー作。
半ば新藤監督の自伝的作品とのこと。ここに描かれる奥さま役が乙羽信子さま。乙羽さまが新藤監督のこの時の奥さまに似ておられたことから、乙羽さまをお選びになったそう。そして乙
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情炎(1967年製作の映画)

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母親の男狂いぶりが嫌いでずっと軽蔑視していたはずが、その母親が事故で亡くなった今、いつしか母の気持ちがわかるようになったのかもしれない、母譲りなのかもしれない… などと、自分もまた母と同じように男好き>>続きを読む

美女とエイリアン(1957年製作の映画)

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このエイリアン(または吸血鬼)はビシッとスーツにサングラスの、見た目ジェントルマンなおじさん。彼は血液が体内で蒸発してしまうため、絶えず血液補給が必要。普通の吸血鬼みたく、ガブッ!チューチュー… では>>続きを読む

小間使の日記(1963年製作の映画)

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ヒロインは、パリから田舎の中産階級の屋敷に雇われやってきた小間使いのセレスティーヌ(ジャンヌ・モロー)。この名前、初めて聞いた気がしないと思ったら、以前観たブノワ・ジャコー監督作「あるメイドの密かな欲>>続きを読む

恐怖の足跡(1962年製作の映画)

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こんな状況下に、お化けが出てきたら怖いだろうな… という時、漏れなく出てくるあの怖さ……!
冒頭、ヒロインが乗っていた車ごと誤って川に落ちてしまい、同乗者らも車も見つからなかったのに、一人だけ生還した
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けものがれ、俺らの猿と(2000年製作の映画)

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お美しかった頃の中将氏をまた拝見したくて鑑賞。
もっと破茶滅茶な内容かと思っていたけれど、主人公の佐志(永瀬正敏さん)の心の内が手に取るように伝わった。あの切羽詰まった感、何かに追われているかのような
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幸福の罪(2011年製作の映画)

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救い難いストーリーだった。
リハビリ医のトマシュがイケメンだったばかりに…。患者の14才の少女に一方的に想いを寄せられ、果てはいたずらメールを送ってこられたり、性的虐待を受けたと訴えられ、逮捕されちゃ
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鉄輪(かなわ)(1972年製作の映画)

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短い平成31の年明け、おめでとうございます㊗️
今年も宜しくお願いいたします!


登場するのはほとんど妻(乙羽信子さま)と夫(観世栄夫さま)とその愛人女性(フラワー・メグさま)の3人のみ(いつもの殿
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RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

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全編において血生臭いべっとり感(スプラトゥーンみたいな…笑)。ゴアスリラー… とまではいかないけど…。
思春期の少女がここに来て大変な重荷(カニバリズム)を背負ってしまって…。精神疾患なのか、化け物な
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悪魔の墓場(1974年製作の映画)

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クリスマス三が日?の最終日に鑑賞した作品。
良質のゾンビ映画。ヴィジュアルが変にグロ過ぎず、死後間もない死体が無理やり生き返らせられたような姿がイイ。音楽や効果音もイイ!
農家に向けて農務省から来た、
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小さな悪の華(1970年製作の映画)

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先日は思春期の男子の映画を観たばかりだけれど、今作は女子。無邪気ないたずらも、度が過ぎてこんなになっちゃった… な映画。同じ好奇心でもケタ違い…。色んなことしでかしてくれたけど、でも凄くえっちなシーン>>続きを読む

地獄のモーテル(1980年製作の映画)

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モーテルを経営する中年兄妹が、付近の山道に罠を仕掛ける。そして時が来るとホテルを「満室」表示に切り替え、夜な夜な「獲物(人間)の回収」に出る。そして下ごしらえとして獲物の声帯を切り、生きたまま首より下>>続きを読む

松川事件(1961年製作の映画)

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1949年(昭和24年)の夏に発生した、いわゆる「国鉄三大ミステリー事件(下山事件、三鷹事件、松川事件)」の1つである「松川事件」の映画化。
発生地は、福島県福島市松川町。青森発上野行きの列車が脱線転
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彼岸花(1958年製作の映画)

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どこまでも折れない頑固な親たちと、自分の結婚を全て親の言う通りにだなんて絶対イヤ!と娘たち。いつの時代であっても変わることなく繰り返されてきたであろう親と子の意見の相違や対立。どこの家庭にも起こりうる>>続きを読む

四万人の目撃者(1960年製作の映画)

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プロ野球の試合中、名選手が突然死んでしまった。四万人もの観客がそれを一部始終、目撃していた事になる。そこにたまたま観客として居合わせた高山検事(佐田啓二さま)と、親友でもある笛木刑事(伊藤雄之助さま)>>続きを読む

小さなジャンボ(1977年製作の映画)

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「チリンの鈴」のDVDに2作目として収録されていた、同じくサンリオ映画シリーズの、やなせたかしさま原作の映画。ミュージカルアニメで、キャラはみんなキュートだし、カラフルだし、音楽に溢れていてとても楽し>>続きを読む

チリンの鈴(1978年製作の映画)

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凄絶。
「サンリオ映画シリーズ」のイメージのままでは観ないほうがいい作品。だってサンリオって、特に幼い女のコ向けのキャラ、商品がほとんど。このジャケのチリンは、サンリオキャラらしい可愛い仔羊だから、う
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ピクセル(2015年製作の映画)

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ゲーム関連の映画はこれまでいくつか観てきたけれど、コチラも以前から観たかった映画。賛否あるようだけれど固いコトは抜き。大人も子供も楽しめる、劇場で観るべき映画✩

舞台は1982年の、主人公らが少年時
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自由学校(1951年製作の映画)

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主人公である夫の五百助(いおすけ。佐分利信さま)が突然、自由を求めて妻の駒子(高峰三枝子さま)にも無断で仕事を辞める。ただでさえいちいち口煩い妻は当然、五百助をガーガー責め立てるが、五百助の決心は固く>>続きを読む

牝犬(1951年製作の映画)

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ムチムチぴちぴちプニプニ……なマチ子さま。この当時20代なのに、既に熟女の貫禄! 今まで観た映画のマチ子さまの中でイチバン好き。このお方ったら男を狂わすけど、女も狂わすのね… デレッとしながら鑑賞♡>>続きを読む

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