未来世紀ブラジルのtanautoDLのレビュー・感想・評価

これは初見。監督によると、1984年版『1984年』とのことで、時おり原作を思わせる描写もありつつ、まるで他人の頭の中を覗いているかのような自由気ままなストーリーで結構面白かった。基本コメディータッチで進むからノリは軽いのに所々でブラック・ユーモアが効いているというか、近くで爆発があっても平然と食事を続けるシーンとか、イギリスのコント番組っぽいシチュエーションだなあとクスリとしながら見てた。というか、海外の作品はほんと人の話を聞かない、人の言うことに従わない主人公が多いよなと（笑）。