レッド プラネットのtanautoDLのネタバレレビュー・内容・結末

火星の周回軌道に監視衛星のひとつくらい、地表の施設にもカメラのひとつくらいないのかとツッコミたくなった。そもそも酸素濃度が低下した理由を調査に行った人間たちが、実際に地表に降り立つまで、ヘルメットを脱ぐまで酸素の有無に気付かないことを長々と引っ張ること自体、凄く頭の悪いシナリオに思えてしまって苦笑。非科学的という理由でNASAに協力を拒否されたらしいけど、さもありなんという感じ。80年代感の漂う映画だった。個人的に一番ガッカリだったのはいかにもひと癖ありそうなクルーたちという冒頭の匂わせのわりに、各々の退場の仕方がしょぼかったことかな。いや、このB級テイスト、楽しめたほうなんだけどね。