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姿なき殺人
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『姿なき殺人』に投稿された感想・評価

horahuki

horahukiの感想・評価

3.9
愛をも上回る病的な興業への傾倒

9月は爺婆⑭

サーカスで連続殺人が発生したため、「死ぬとこが見れるかも?」とサーカスは連日大盛況。3年前に人を殺したことのある新人、毎度毎度のトラブルメーカー、被害者と争いがあった団員等々サーカス内は怪しい奴だらけ。そして殺人による客増加で絶賛大儲中の経営者モニカに疑いの目が向けられ始め…。

『血だらけの惨劇』に続くジョーンクロフォード主演のサイコスリラー。ストレートなイカれた婆ものではないけれど、良くそのジャンルで紹介されてるのを見かけるし、私が見たのは『血だらけの惨劇』と2in1な「psycho biddy features」なるBlu-rayだったし、このジャンルの作品と言ってしまって良いはず!

というかサーカスが普通にすんごいし本気過ぎ!横たわる6人の美女の隙間を象が足をプルプルさせながらゆっく〜り通るやつがあるんだけど、普通に「おお〜!」って声出た。スムーズにスタスタ行くんじゃなくて、ゆっくり慎重に一歩一歩足プルプルさせながら…ってのがマジで怖い!こんなの生きた心地しないし、踏まれる前に恐怖で死んじゃいそう…😱

他にも美女磔にしての回転ナイフ投げとか、目隠し自転車綱渡りとかもマジ凄い!ワンちゃんたちが追いかけっこみたいに全力疾走してるやつは可愛かった!あと、ちょっとだけ『グレイテストショーマン』みもあった。

序盤から「非人間的だ」と罵られるモニカ(ジョーンクロフォード)は、愛や情よりも事業を優先し、恋仲にある男でも事業に邪魔であれば簡単に切り捨てるタイプ。家族すらも蔑ろにし、学校で非行を働く娘のことで教師がモニカに相談しようにもサーカスは常に移動してるから連絡の取りようがなく放置される。過去に夫が誰かに殺害され、恋仲にあった爺も今回の殺人騒動で殺される…。だから矛先がモニカに向けられ始める…といった流れ。

窃視的なカメラからスムーズな主体(客体)の変更を絡ませ、最終的に窃視的カメラを逆転して反復する殺人シークエンスの外連味が素晴らしい。フーダニットなミステリでありながら、ミステリを自ら放棄する姿勢はどこかジャーロ的。物影なり穴なりから「覗く」行為が殺害する客体ではなく、とあるキャラへの「隠された想い故の視線」へと自然と転嫁されるのも自覚をもって演出しているからこそ。だからクライマックスでは「覗く」→「開け放つ」になるわけで、当該キャラへの心情の吐露的で、かつ「自分を見て!」的ネタバラシへと繋がる。そういうとこも含めてやり口が極めてジャーロ的で好み。というかもう完全に英産ジャーロ。

巨大なサーカスの物量で、トレーラーなり何なりが大量に並ぶ会場が簡易的な街並みのようにも映る。その合間を縫うように自室へと急ぐ者の背後から、反射して大きくなる影が跡をつけるシークエンスも素晴らしく、自身の疑心・恐怖心と影の肥大化を意識的にリンクさせた良い演出だと思う。

あのラストが批判される最も大きな理由なんだろうと思うけど、本作のようなジャーロ的アプローチであればああならざるを得ないよね。私は真っ当なラストだと思う。でも見てる時は焦った!だってもう終わりまで10分切ってるのに犯人わかんない、というか捜査も全く進展してない、画面では普通にサーカスしてるだけ…。全く何の着地点も見えなくて、決着つかないのかと思った😂
Cem

Cemの感想・評価

4.0
英国製ジャッロ🥀サーカスを舞台に猟奇連続殺人事件が起こる

綱渡り→紐が切れる→首吊り死亡!からのカラフルなタイトルバックがサイコー。サーカス内で次々と行われる殺人事件。冷静すぎるほど冷静なサーカス団長ジョーン・クロフォードのレオタード姿は煌びやかでゴージャス✨『ママとサーカスが全てよ』そんな愛らしい娘はジュディ・ギーソン。ムチムチなダイアナ・ドースの命懸け人体切断マジックも美しい。
芸達者な動物たちのサーカスショーが豪華。可愛いし、見応えあって楽しい😄
hideharu

hideharuの感想・評価

2.4
2019.9.3 DVDで再見。
国立映画館のジョーンクロフォード特集での上映が初見。

「何がジェーンに起こったか?」のヒット以後、2人の主演女優にはホラー、サスペンス映画のオファーがジャンジャン入った。
しかしどう見てもクロフォードの方が程度の低い映画が多い。これもそんな一本です。
60歳過ぎたクロフォードのハイレグ姿まで見れます。笑

オープニングは結構好きです。宙ぶらりんの首吊り死体が画面を横切ると「Berserk!」とカラフルな文字でタイトルが入ります。
サーカス団の中で起こる殺人、一体誰がって話ですが犯人の正体が「えーっ」って感じですし、犯行がバレた途端に雷に打たれて犯人死亡でThe End。公開当時は知らないけれど特集上映では爆笑が起こりましたよ。あまりにも唐突だったから。

米国の怪物女優ジョーンクロフォード主演ではありますが脇もなかなかです。晩年はティムバートンの映画に出てたマイケルガフ、「悪魔の受胎」ではエイリアンの子を孕んで人肉まで食べちゃうジュディギースン、そしてデビュー当時は英国のモンローとまで言われ後年「早春」などで怪女優になったダイアナドースも出ています。

しかしまあクロフォードがマイケルガフだけでなく、若い綱渡りの芸人にも色目使ったりやはり不気味な映画です。あくまで設定の話ですよ。笑