ミツバチのささやきのくろまつのレビュー・感想・評価

午前十時の映画祭で鑑賞

アナ・トレントの磨き込まれた黒曜石のような瞳が映し出す幻視に取り込まれるよう。
ギレルモ・デル・トロ『パンズ・ラビリンス』を経たあとに見る、フランケンシュタインに魅せられた少女の無垢な憂いは、混乱して疲弊した社会への静かな批判が見える。
アナが死に魅入られるような体験は私にも見に覚えがあったな、とか思ったりした。

ただ、コンディションのせいかちょっと寝そうになりました…(苦笑)