yoko45

白夜のyoko45のレビュー・感想・評価

白夜(1957年製作の映画)
4.3
 イタリアの港町。夜、店と街灯の明かりが道を照らす。家路につく人、まだ一日を終えられない気分の人。
 いなくなった男を待ち続けるナタリア、そのナタリアに振り向いてほしいマリオ。
 流した涙と託した手紙は水面に落ち、散り散りとなり消えていく。
 踊る、若者たちは踊る。ナタリアとマリオも踊る。雪解けの予感。やがて訪れる夜の10時。
 突然の雪、何かを告げる雪、それは素敵な一日の始まり、素敵な一日の終わり。

(メモ)
下宿人、いったいどこをほっつき歩いていたのか、一年も。
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