アカショウビン

善き人のためのソナタのアカショウビンのネタバレレビュー・内容・結末

善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

面白かった。
劇作家は主人公によって一応守られたのか…でも恋人が自殺したのは主人公の責任もある気がする。主人公がタイプライターを回収したあたりの情報錯綜が面白い。
主人公のおっさんはほとんど表情変えないし何考えてるかわかりづらいんだけど見応えある顔。出てくるおっさんたちの顔全部味があったし、劇作家の恋人も綺麗だった。
最初のうちは他人の生活をのぞき見するような悪いワクワク感あって、「プレゼントを開けたあとセックスする」って打ち込んだりするの見て笑ってた。主人公が劇作家と恋人を盗聴した後に売春婦呼ぶの受けた。あんな顔して興奮してたらしい。
東ドイツ国家保安省のある一人の中年の役人が主人公。優秀で国家に対する強い忠誠心のある彼が、反体制的な劇作家とその仲間たちの言動を監視するうちに次第に変化してく話。