寂しくて、苦しい時代の真面目な作品だった。
こんなにも自由が許されなくて、いつも国家に捕まるんじゃないかとビクビクして生きている。あるのは死だけ
芸術家が潰される、と言うことは、芸術は停まる、衰退…
・非常にクオリティが高い映画だった。主人公の心理描写や伏線がもうちょっとあった方がわかりやすいも思ったけど、脚本、演技、音楽、演出どれもがハイレベル。
・時代性も感じられたし、1980〜90年代のド…
ヴィースラーの表情で感情の動きがしっかり見える!
だんだんとドライマンの工作を見逃したりごまかしたりしていくところは、ツンデレ感もあってこちらもヴィースラーに感情移入しちゃう🥺
主演の方はすでに亡く…
体制による芸術への抑圧と、芸術の強さ。どのように展開するのか読めない面白さで惹かれるが、大尉がある意味デウスエクス・マキナ的な存在にも見えてサスペンス・スリラーとしては弱めか。登場人物のドラマとして…
>>続きを読む冷戦時代のドイツ
東ドイツの監視社会の実態の恐ろしさはしってはいたが実際にこれほどとはとても驚愕だった
主人公がストーリーの最初に見せていた冷酷かつ残忍な性格が一つの監視を通して
崩れていく過程を丁…
1984年。
ベルリンの壁が崩壊する前、監視社会だった東ドイツ。
国家保安局「シュタージ」の局員であるヴィースラーは、反体制疑惑がある劇作家・ドライマンの監視を命じられる。
ドライマンの盗聴を始める…
© Wiedemann & Berg Filmproduktion