Yukiko

ジュリー&ジュリアのYukikoのレビュー・感想・評価

ジュリー&ジュリア(2009年製作の映画)
4.0
2021年5月22日
『ジュリー&ジュリア』   2009年制作
監督、ノーラ・エフロン。
他の監督作品に『ユー・ガット・メール』『めぐり逢えたら』
がある。

ジュリア(メリル・ストリープ)は、1912年生まれ。
第2次世界大戦時、戦略諜報局(OSS)に勤務し、中国の
昆明に配属される。
そこで、同じOSS職員のポール・チャイルド(スタンリー・
トゥッチ)と出会い、アメリカで結婚する。
夫のポールは米国外交省に入省し、パリに派遣される。
ジュリアはル・コルドン・ブルー料理学校に通い、その後、
料理クラブに参加。
アメリカ人向けのフランス料理本を執筆する。
1951年、パリのキッチンでアメリカ人女性向けの料理教室
を始めた。
現在。1960年に出版されたジュリア・チャイルドの料理本
を見たジュリー・パウエル(エイミー・アダムス)は、
524のレシピを365日間で作り終える計画を立てる。
それをブログに書いてネットにアップしようとする。



実話です。
ジュリア・チャイルドさんは2004年に91歳でお亡くなりに
なりました。
食と料理の芸術の為のジュリア・チャイルド財団を設立し、
アメリカの一般家庭にフランス料理を紹介したことで
知られる方です。


ジュリアにしろ、ジュリーにしろ、旦那様に恵まれている。

奥様が作った美味しいメニューを誰よりも食べることが
できる点、その趣味は旦那様にとっては嬉しく有難い
ですよね。


この映画を観ていて、何かやろうかな!?という意欲が
湧いてきますよ。
毎日の料理をもう少し充実させようか、頑張ってみるか
なんてね(^^♪


映画の最初の方で、ジュリーが「料理にバター」と
鍋にバターの塊をドサッと入れたけれど、
バターが美味しいのはわかります。
けれど、それをそれほど多く食べるということは、どんなに
脂質がオーバーになるか、カロリーが多くなるかと考えたら、
美味しいだけで料理をいただくことの怖さを考える。
後になって跳ね返ってくる。

美味しいだけではなく、健康的で体に良いもの、日々
きちんと計算をして必要量を食べることを考えることが大事
だと、今春の健康診断の結果から自分を戒めつつ、日々
努力をしています。
が、塩分にこだわって、脂質制限にこだわって作った料理の
味気なさ、自分の料理の味付けが下手になったと感じる。

とりあえず、ウチの朝食のメニューを充実させようか、
土日曜日だけに食べる間食の菓子類は手作りにするか・・・
なんてことを映画を観ながら考えましたが。
Yukiko

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