Ryoko

ブラザーフッドのRyokoのレビュー・感想・評価

ブラザーフッド(2004年製作の映画)
4.3
韓国が作った戦争映画。覚悟はしていたものの、涙が出すぎて嗚咽する。同じ民族同士で戦う悲しさ、何の罪のない市民が戦争に駆り出され命を落とす理不尽さ、自分は鬼になっても必死に弟を守ろうとした兄の愛に。
接近戦が多く、戦争というか「殺し合い」を見せられている感じ。18歳と14歳の男の子が殺し合うんですよ、本当にやりきれない。人体や臓器が飛び散るシーンも容赦なくあるので苦手な方は注意です。軍事訓練を受けていない市民を無理やり兵隊として駆り出したり、共産主義者だと疑われた市民が虐殺されたりと戦地以外でも酷いことが行われていた現実がわかる。この戦争を機に日本は特需となり経済成長を遂げたんですよね。お隣の国の悲劇をきっかけに。。なんとも言葉にしにくい気持ちになります。
Ryoko

Ryoko