【 ストレートなバイオレンス大作 】
＊ブライアン・デ・パルマの演出
耽美的、執拗的な表現が美味い映像派
＊オリヴァー・ストーンの脚本
リサーチ重視、社会派の辛口映画作家
＊アル・パチーノの演技
役にリアリティ持たせる本物の俳優
この3人の強烈な個性のブレンドは、見事にマッチングしていたと思う。
トニーの野望が具現化した" The World is Yours "のオブジェ、豪邸と内装、飾ってある自画像、庭で飼う虎、襟デカの衣装、アメ車、全てが成金的趣味でイケてないが、本人はご満悦。そんな彼の生き様、そんなところがカッコいい。
そして、近代ギャング映画史上、稀に見る屋内での銃撃戦。M16(M203グレネードランチャー付き)を抱えて、"Say Hello to My Little Friend!" と、爆撃のような迫力の撃ちっぷりにはいつ観ても鳥肌が立つ！
<サウンドトラック> 全10曲
イタリア人コンポーザー:ジョルジオ・モロダーが「フラッシュダンス」(1983)や「キャット・ピープル」(1982)のサントラを手掛けていた時期。まさに脂がのりきっていた時の作品。使用楽器はRoland Jupiter-8 やYamaha CS-80などのシンセサイザー名機たち。
1.Scarface (Push It To The Limit)
https://youtu.be/Ghf8gBEZICc
2.Rush Rush
3.Turn Out The Light
4.Vamos A Bailar
5.Tony's Theme(インスト)
6.She's On Fire
7.Shake It Up
8.Dance Dance Dance
9.I'm Hot Tonight
10.Gina's And Elvira's Theme(インスト)
https://youtu.be/UaT02kWda8o
<鑑賞記録>
1984.04.28 劇場公開時。
2020.10.28 ホームシアター5.1ch(BD)
