トランスマスター

レジェンド/光と闇の伝説のトランスマスターのレビュー・感想・評価

レジェンド/光と闇の伝説(1985年製作の映画)
2.0
2回目の視聴

トム・クルーズが『トップ・ガン』よりも昔に出演したファンタジー映画。しかもリドリー・スコット監督。闇の大魔王が、部下のゴブリンにユニコーンの角を持ってくるよう命じられた為、純真無垢な王女に近づいたユニコーンを捕獲。最後の一頭になった絶滅危惧種のユニコーン救出のため主人公が、妖精をお供に鬼ヶ島へ向かうお話です。

◆良い点/注目ポイント
・トム・クルーズがリバー・フェニックスくらい若い!そしてイケメンです。ただし上の前歯が、工事前です。
・敵の大魔王が、怪物ランドの怪物大王くらいインパクトのある造形です。美女と野獣のビーストみたいな一面も。
・主人公は、だいたいピーター・パンです。

◆改善点
・当時の技術ではCGが発達していない為特殊メイクが全盛期なので、仕方のないことなのですが、ユニコーンや大魔王の角が、走るたびに付け根から揺れてしまいます。(๑>◡<๑)
・大魔王の弱点が、意外過ぎてビックリします。それに引き換えユニコーンの存在感は、半端ないです。地球上のすべての生命の命運を握っています。

◆総括
・『ドラクエ』や『ドラゴンバスター』などRPG全盛期に『ファミコン通信』の記事でこの映画を知り、鑑賞した時のガッカリ感は、今でも忘れません。登場するクリーチャーは、ゴブリンやピクシーなど妖精が多く戦闘も地味です。私が少年の時に渇望した世界観は、『剣と魔法とドラゴン』です。
当時の映画でそれに近い傑作は、オリジナル版の『タイタンの戦い』しかありませんでした。
タイムマシーンが開発されたら…。
小学生の自分に『ロード・オブ・ザ・リング』と『Game of thrones』を見せてあげます^_^