Kazu

DEAR WENDY ディア・ウェンディのKazuのレビュー・感想・評価

3.5

なんとも不思議な感覚、現実的なファンタジーと言うか、
これがラース・フォン・トリアーの世界観でしょうか?

ジェイミー・ベルとトマス・ヴィンターベア監督目当で見たのですが、
ラース・フォン・トリアーが絡んでいたので、思っていた内容とは違いました。

劣等感が強く、勇気や自信のない青年がふとしたきっかけで銃を手にする。

かつての自分と似た負け組の者たちを集め、ひそかに銃を愛好し、研究するサークルを結成する。
怖がりで、オドオドして、いつも人の目を気にしてて・・・

銃に"ウェンディ"と名付け、
銃を擬人化し、愛してしまう。

少し変わった世界だが、彼等が少しずつ自信を持ちファッションも変わり、かっこよく、美しく変わって行く事は素晴らしいとさえ感じた。

だけど、その後はどんどんすごい方向に向かって行く😱

その感覚はどう捉えたらいいのか?
わかりません。
が、しかし、後半の銃撃戦の映像は切なく辛いんだけど、美しい。

ゾンビーズの曲〜♬が
「Time of the season 」
「She’s Not There」
めちゃくちゃセンス良くて素敵だったなぁ〜

舞台はアメリカなんだけど、音楽や、空気感はブリティッシュ🇬🇧な感じです。
Kazu

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