櫻イミト

あしたのジョーの櫻イミトのレビュー・感想・評価

あしたのジョー(1970年製作の映画)
3.5
無茶なオープニングや度々繰り出されるサイケな演出、ビル工事だらけの東京の風景など1970年の時代の匂いが伝わってくる。低予算、短期間制作でやっつけ感はあるが好みの一本。公開は少年マガジン連載時の1970年7月。原作での力石の死は同年2月で空前のブーム真っただ中で制作された。ラストは当時のアニメと同様「力石の死」までなので中途半端に終わる。長谷部安春監督は直後に「野良猫ロック」シリーズ、続いて「女囚さそり 701号怨み節」を手掛け梶芽衣子をブレイクさせている。
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