みなりんすきー

エクソシズムのみなりんすきーのレビュー・感想・評価

エクソシズム(2010年製作の映画)
2.8
ーーー『悪魔のウソを見破れるのは 信仰のある人間だけだ』


■ あらすじ ■
15歳のエマは、誕生日の夜友人のアレックスとローズの3人で、遊びで悪魔召喚の儀式を行った。しかし悪魔など現れるワケもなく、何事もなくその日は終わる。
しかしその日以来、エマの身体に異変が起こり始める。唐突に訪れる意識のない空白の時間、そしてその間は別人のような恐ろしい形相で家族をも傷付けようとするのだ。あの夜本当に悪魔が憑いてしまったのだと確信したエマは両親にも打ち明けるが信じてもらえず、叔父で神父のクリスに何とかしてほしいと頼み込む。しかしクリスは以前、アナという少女を悪魔祓いした際、少女は苦しみ抜いた挙句命を落としてしまうという事件を起こし世間から非難を浴びていた。その為教会の許可は下りないと踏んだクリスは、内密にエマの自宅で悪魔祓いを始めるが……


■ 感想 ■
『エクソシズム』
(『LA POSESION DE EMMA EVANS』)

大好きな悪魔モノで、比較的面白いと聞いていたので鑑賞。
確かに、予告も何も見ずに鑑賞したのもあって、予想外の展開には驚かされました。序盤かなり早い段階で主人公が取り憑かれるもんだから、おっここからはじっくり悪魔vs神父の熱い戦いが見られるんやろな〜と思っていたら、まさかの連日複数回に分けての悪魔祓いだし(まずこれが斬新すぎる)、その描写も多くない。アレ、なんでだ〜?と思っていたら、ビックリするくらい主人公の周りの人間がバッタンバッタン倒れていく。ほんで真相はまさかの…っていう。展開は素直に面白かった。
ただ怖いっていうのはあんまりなくて、何か結局ひたすらに悲しいお話だった。誰が救われたんじゃコレ?っていう。お天気のいい休日に見る映画じゃなかったなー。笑
スペイン映画ということでちょっと珍しいのもあり楽しめたっちゃ楽しめたんですが、ここぞという盛り上がりには欠けたのと、日本版予告は完全に作り方をミスっちゃってるので評価はこのくらいで。笑