『気をつけてください 我々は今 触れてはならない人の闇に触れてしまっています』
『可能性は──ゼロではありません』
🧸 感想 🤎
雨穴さんのYouTubeだけ面白くて何回か視聴したことがあって、映画化ということで正直ネタの気持ちで友人誘って観に行きました。あと佐藤二朗が好きだし。笑
ぜんっぜん期待してなかった分もあり
めちゃくちゃ楽しめちゃいました😳👍🏻
なんか公開直後は否寄りの賛否両論っぽい空気だったと思いますが、最近はこの映画の絶妙な魅力に皆気づき始めたのか、結構評価上がってきてますよね。体感ですが。
ちゃんと怖いものを作ろうっていう気概がめちゃくちゃ感じられるし、ホラー映画としては物凄く真っ当。変に奇を衒うようなこともなく純粋なジャンプスケア、不気味さ、おどろおどろしさ。テンポもよく飽きないし、役者の演技も素晴らしい。あのマネージャー役以外。（Creepy Nutsだっけ？全く興味ないのでよく知らない）
なんか、原作者の雨穴さんが映画については一切コメントしてないとか、批判的だとか、YouTubeのあの独特な雰囲気が全然ない！とか原作好きな方々が色々否定的な意見出してるみたいなんですが、（そのせいで賛否両論になってると言っても過言ではないかと）
そりゃYouTubeのあの動画見てもらえば分かると思うんですけど、あの電話のやり取りや資料だけでゆるっと進んでいく話をそのまま映画化なんて出来るわけありません。30分ともたないでしょうしそれこそ映画化なんてする意味あったのか？レベルのク○つまらんとんでもない駄作になっていたでしょう。
わざわざ映画化するのであれば、そりゃきちんと“映画”として、ひとつの作品として作り上げなければならないわけで。その為には原作にはない新しい要素や展開も加えなければならないわけで。そういうのがそもそも受け付けられない人はこの手の映画化は最初から観ない方がいいと思います。ある程度別物として楽しめないと。原作者が云々とかもどうせ利権や金の問題なんで、そんなん映画を純粋に楽しみたい客からしたらどうでもいいお話です。
あと小説の方は未読ですが、そっちには割とちゃんと近い展開にはしてあるみたいですしね。一応頑張ってあまりかけ離れたものにならないようにという努力も感じられるし、そのうえであのクオリティであればホラー映画として素直に良くできてるなと。
佐藤二朗さん演じる栗原さんの方が話し方雨穴さんでめちゃ笑いました🤣アンタが雨穴なんかいwww
川栄李奈さんは可愛いし瀧本美織さんの演技は素晴らしいし、後半急に出てきて圧倒的存在感の高嶋政伸さん。いやぁ良かったなぁ。
所謂“村ホラー”好きならあの雰囲気は楽しめるかなと。ベタだけどああいう閉鎖的な村で言い伝えられる伝承とかそれにまつわり起こる事件とかたまらなく好き。
本家を上から映してさながら間取り図のように見せるテクニックはめちゃくちゃ最高だった。
え、そんな簡単に女連れ込むんか？？とか
何でカメラ投げたん？？とか
何で不法侵入するん？？とか色々ツッコミどころはありますがそれすら面白い。あのお面不気味すぎるよなぁ最高。
