ナツミオ

シーウルフのナツミオのレビュー・感想・評価

シーウルフ(1980年製作の映画)
3.0
DVD鑑賞
名優ぞろぞろ出演のゆる〜い戦争映画だが、実話の映画化。

1980年製作米英作品
監督 アンドリュー・V・マクラグレン
出演 グレゴリー・ペック ロジャー・ムーア デビッド・ニーブン
トレバー・ハワード

時は第二次世界大戦中のインド。
インドに駐屯するイギリス軍は、インド洋でのナチス潜水艦Uボートによる通商破壊戦により貨物船の被害が甚大であった。
味方の船舶の航行情報が正確に漏れていることから、イギリスの特殊作戦執行部(SOE)は、ポルトガル領ゴアに停泊するドイツ商船3隻のうちのどれかが情報を得てUボートに送信している事を突き止めるが、ポルトガルは中立国であり通常攻撃は出来ない。
SOEは、このドイツ商船の無線送信を阻止するため、国防義勇軍のカルカッタ軽騎兵隊による秘密裏の攻撃を計画する。
集まった人員は元軍人など年配のロートル隊員たちだが、腹も出た動きも鈍い彼ら。
果たしてこの作戦は成功するのか⁈

インド地方の熱い気候で、だら〜っとした雰囲気、部隊も同様。
給料も無し、栄誉も無し、死んでも年金は出ないながら、国に貢献したい彼ら、やる気だけはある。

グレゴリー・ペックがSOEのリーダー、ルイス・ヘンリー・ピュー中佐
ロジャー・ムーアがSOEのギャビン・スチュワート大尉役を演じる。
前半は割とスパイ・サスペンス調。後半は戦争アクションである。
敵の女スパイとのラブシーンや敵スパイとの銃撃戦もあるが、
流れがのんびり調のB級テイストの戦争映画。

同じ監督・スタッフでの前作ワイルド・ギースに比べると面白みに欠ける作品。

お酒を飲みながら、ゆったりと観たい作品。
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