マッサージ屋2号店

K-19のマッサージ屋2号店のレビュー・感想・評価

K-19(2002年製作の映画)
3.0
冷戦時代の1961年。
ソ連はアメリカに対抗する為に原子力潜水艦の開発を急ぎ“Kー19”の航海にこぎつけた。
しかし工事の稚拙さや乗組員の能力不足もあり、当初は艦長として指揮するはずだったポレーニン(リーアム・ニーソン)は辞任を表明する。
政府は認めず彼を副艦長とし、後任にボストリコフ(ハリソン・フォード)を任命し航海する事になった。
ミサイルを打ち上げ任務は成功しつつあったが、原子力の冷却水が故障し爆発の危機が・・・。

劇場公開時以来、12年ぶりに鑑賞しました。

ほぼ記憶から消されてたのですが、改めて見るとストーリー的には緊張感あるものなのですが地味なんですよね。
まぁ潜水艦の中だけの話ですし仕方ないんだけど。

乗組員を守るのか、国の威信を守るのかハリソン・フォードとリーアム・ニーソンの対立構造は分かりやすい。
原子炉の修理の描写はやっぱ東日本大震災の事があってから見ると考えさせられるます。
劇場公開当時はよその国の他人事みたいな感覚でしたけどね。

しかしロシア人達の物語なのにみんな英語を話すってのも改めて見ると妙なもんですね(笑)
これもハリウッド映画だから仕方ないんですけど。

とりあえず男だらけの骨太な映画をキャスリン・ビグローという女性監督が撮った事は特筆すべきなのでしょう。