フェイスノーモア

シンドバッド黄金の航海のフェイスノーモアのレビュー・感想・評価

シンドバッド黄金の航海(1973年製作の映画)
4.5
かの有名な船乗りシンドバッドが、悪い魔法使いに追われつつ運命の泉を探して大冒険をするファンタジー。
他の方も書かれていますが、この映画のすごさはストップモーションによるモンスター達の動きに尽きます。
ぎこちない動きで迫る航海の女神の木像、なめらかに踊り6本の剣を奮うカーリー像、そして躍動感たっぷりのケンタウルスとグリフォンの戦い!
使い魔であるホムンクルスも素晴らしい。
「7回目の航海」と比べてしまうと少しスケール感は劣る気もしますが、それがこの作品の価値を下げることになるとは思いません。
今回リマスターされたものを鑑賞したわけですが、子供の頃ワクワクして観ていた感動は全く薄れること無く、むしろCGに目が慣れている今新鮮味すら覚えました。
ストーリーも「いかにも」といった感じの冒険モノで充分楽しめるかと。
古いからといって観ないのは損です(笑)