Aria

男たちの大和/YAMATOのAriaのレビュー・感想・評価

男たちの大和/YAMATO(2005年製作の映画)
2.4
良くも悪くも
教科書のようなストーリー

あまりにも美しく描きすぎていて
ほとんど感情が揺さぶられなかった…

国のために命を捧げる決意をし
大切な人に別れを告げて勇ましく
戦地に向かう…

全員がそうだと言わんばかりの
描き方をしていて
戦争映画としては偏りがすごいなぁと

戦を目前にして逃げ出した者
家を守るために離脱する事を選んだ者
怪我で出兵を免れほっとする者
恐怖に狂う者など
もっと色んな想いを持った人が
いるだろうに


戦場の混乱の中で魚雷を確認した兵士が
司令部に伝えてそこから操舵室へ、
取り舵いっぱいをできる連携プレーは
バトルシップっぽくてすき


この作中で一番揺さぶられたのが
余貴美子のシーン

ひどいこと言って許して
と声にならない声で
泥だらけになりながら
謝る姿はぎゅっとなりました。
Aria

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