恋愛の本質を描いた素晴らしい作品でした！自分もPassion が冷めないうちに書きます。
本音を言うことの難しさ、このサイトの中ですらそう感じる時もあるのに（たま〜にですけど笑）、人と人が面と向かって言うのは物凄く熱がいる。何故なら本音を言った後の関係を否が応でも考えてしまうから。
果歩が教室で生徒に暴力（いじめ）について問答するシーンは印象的。暴力は他者に対して後先を考えずに行う行為や発言。それは相手との関係が守りたい関係では無いことから生じる。つまりそこには愛が存在しない。キリスト的な「赦し」の愛が無い限り、暴力は新たな暴力を生む。
恋愛については逆に愛があるからこそ、本音が言えないこともある。本音を告白することで関係が壊れてしまうことを恐れて。でも言わないとお互い前に進めない状況であれば、覚悟を決めるしかない。
本音を言った後から生まれる関係は、偽りから誠に変わり、夜明けのように清々しいはず。そこで崩れるか、再生出来るかはお互いのPassion にかかっている。
この作品は誠の無い恋愛、自分に対して偽りのある恋愛は本物では無いということを気付かせてくれる。
あーそれにしても、自分も仲間内で本音を言い合うゲームをやりたい！でもその後の気まずさを考えるとなあ…。
