このレビューはネタバレを含みます
やっぱり濱口監督ってなんだかもうどうにもこうにもすごい。ハッピーアワーやそれらがやってくる前のより剥き出しの状態がここにあったような気がする。生き抜くことを讃える何かをこれまで見た濱口映画から感じた…
>>続きを読む会話とか、仕草とか、意見とか、
本音とか、嘘とか。
映画の中で語られている隅々を解剖しようとすると、
自分の腹の中にもメスを入れられているような気持ちになる。
長く付き合っている友達同士や恋人に…
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教室での、暴力を許すというのは果歩は不倫されどれだけ傷つけられても許すという意味だろうか。
自分の内側からの暴力は意志で止められるという提案に対し、生徒が異を唱えた。この場で言う暴力というのは例えで…
面白かった。
テーマは人を愛するということ。初期衝動全開な感じ。
大学院の卒業制作ということで、どうしたら若くしてこんなに深みのある作品が作れるのか観ていて不思議だったが、調べたら30歳頃の作品との…
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むずむずとした高揚感
あの人間関係の中に漂う緊張感。言葉のボールが投げられるごとにパワーバランスが揺れ動いていく
その振れにむずむずする
女性陣の声がいい
カクカクしていて、一つ一つの音が独…
三角関係からの喪失を見せた「わたしは最悪。」は男女のフラフラした出会いより、別れのやり取りの方がエグ味があったが、三角どころか五、六角関係に膨らませて、男3人と女2人に集約される欺瞞まみれの恋愛沙汰…
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