理か

オリヲン座からの招待状の理かのネタバレレビュー・内容・結末

オリヲン座からの招待状(2007年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

いっちゃん の言い方


原田芳雄さん、失礼ながらファンではなかったが、
本作ラストの挨拶、
セリフとはいえ心にジーンと来た。
ただ、『いっちゃん』の言い方、
一番という意味なので、平坦に言わず
力強く言うところと感じた。
この時の言い方では人の名前を呼ぶように
聞こえた。

宮沢りえさん可愛くきれいだった。
やはり、さすがである。

映画が衰退してまたシネマとして復活し、
盛況であるが、大きいシネマばかり。
田舎には個人経営のところは無い。

人それぞれの仕事、思い入れも様々、
オリヲン座での矜持として、
子供も観れる作品を上映。
その為には夫婦極貧も経験。
生活する為ではあるが、
一歩譲れないところを持って仕事をする。
生き方とも通ずると考える。

身近にオリヲン座みたいな映画館が
あればなぁ、と思う。
ただ、赤字っぽいから、観たい作品でなくても
行かないと。
理か

理か