カンパッチー

ブロークン・アローのカンパッチーのレビュー・感想・評価

ブロークン・アロー(1996年製作の映画)
3.8
ジョン・ウーお得意の鳩が登場しないの以外はジョン・トラボルタの悪役っぷりと鈴置洋孝さんの吹き替えとで大好きな本作。

まぁただクリスチャン・スレーターでは力不足すぎて、冒頭のボクシングシーンから羊がライオンに挑んでるようにしか見えないので、彼はミスキャストだったんじゃないかな?ストーリーは大味だし、ツッコミどころも満載ですがアクションは本当にグンバツの出来ですし、トラボルタとジョン・ウーはやっぱり相性抜群だなと改めて思います。ヒロインと安易にキッスで終わらず握手なのも良いです、つかヒロインが守られるだけのヒロインじゃないのも良いんですよ。むしろ作品全体で見ると主人公より活躍してるかも?

核の取り扱いなど、細かいところに突っ込まず、考えるな、感じろ方針で最後の列車アクションを頭空っぽにして楽しむのが最高ですよ、ジョン・トラボルタの魅力たっぷりでした。またジョン・ウーとトラボルタ組んでくれないかなぁ…