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恋のエチュードのcollinaのレビュー・感想・評価

恋のエチュード(1971年製作の映画)
4.8
ジャン=ピエール・レオはジャン=ピエール・レオだった。
アントワーヌ・ドワネルでも、フランソワ・トリュフォーでも、もうなかった。
紛れもないレオなのだ。

レオほどスクリーンで存在感を放てるのはなぜなのか。

そして、なぜこんなにレオに目が惹き付けられてしまうのか。

ますます分からない。

けれど、たぶん、私が言えるのはレオはレオなのだ、と思っても、
私生活のレオは見えないからだ。彼のスクリーンでの存在感から私生活は窺えない。

その浮遊感を感じさせつつ、地に足をつけているように感じるレオ。

うまくまとまらない。ただ、彼のような人もまた、出てこないのではないだろうか。

なぜか分からないがのめりこむように観た。
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