ジャン=リュック・ゴダール監督作品。
映画史、また映画自体について考察したモンタージュ作品。
色んな映画、ニュース映像等が目まぐるしく変わり、イメージの洪水状態。出てくる映画は白黒映画等昔の作品が中心。いろんな映画を観て、映画史を掴んでいる人だと、内容が理解できて楽しめるのではないかと思う。これを観て映画史が分かるというのはない。
いろんなモンタージュにいきなり、ハードコアポルノとかが映ったりしてびっくりする。しかも白黒映画のそういう映画は珍しいので、詳細が気になる。
内容は難解だけど、章が程よく区切っているのでそこまで苦痛はなかった。内容よりも映像を楽しむスタンスで鑑賞した。
イタリア映画礼讚のパートが一番良かったかな。