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ミーシャ/ホロコーストと白い狼のTSのレビュー・感想・評価

3.2
【両親を探しひたすら歩く少女】72点
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監督:ヴェラ・ベルモン
製作国:フランス/ドイツ/ベルギー
ジャンル:戦争
収録時間:
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遅くなりましたがあけましておめでとうございます。今年もぼちぼち更新していきますのでよろしくお願いします。さて、新年初鑑賞は飛行機内で、となりました。本日まで北京旅行に行っていたので更新出来なかったという次第です(笑)で、割とマイナーな映画を見たのでアップしておきます。

1942年、ホロコーストによって父と母を連行されてしまった少女ミーシャ。里親に預けられたが、どうしても馴染めずにひたすら東に向かっていくのだが。。

タイトルからも分かる通り、白い狼が出てきまして、彼女の味方になっていきます。どことなくもののけ姫みたいな感じがありましたが、そんなファンタジー要素はほとんどなく、ただただ少女の過酷な旅を描いています。土の中を掘りミミズ?みたいな虫を食べたり獣の生肉を食べたりするシーンはかなり生々しいです。狼が人間の味方をするなんて出来過ぎた話かと思いましたが、どうやらやはりフィクションの模様。ホロコースト系の映画が量産されている昨今、決して良い出来とは言えませんでしたが、ヨーロッパ版『母を訪ねて三千里』という位置付けのような気がしました。まあ『母を訪ねて三千里』の原作者はヨーロッパの人なので、不適切な言い方かもしれませんが。。

総合的には普通かなと思いました。ただやはり、生き別れた両親を必死で探す少女には胸を打たれましたね。
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