パンフレット

野性の証明のパンフレットのレビュー・感想・評価

野性の証明(1978年製作の映画)
3.5
昭和だから出来る映画
ただ、この熱量は今の邦画では出せないと思うと羨ましい

令和のフォーマット(当時の制約もあっただろうし)で観てみたい

ドラマ的なボリュームで、ドラマでしっかりと描いた方が良い気もするが、日本だとクオリティが下がるとも思うので、映画の方がいい

令和に即した内容で調整しつつ、徹底的にリアル志向で、熱量とお金をかけて、がっつり描いて欲しい
もし可能なら、阿部寛が主人公かな(でも、阿部寛は刑事向き)
アクション面から言うと岡田准一も良いけど、お父さん感が皆無だから、少し合わない気がする


とは言え、内容やアクション的には今の邦画よりか韓国映画の方が合う
ポリティカルアクションにしても、陰謀にしても
韓国映画でリメイクしても良い(ハリウッドならアマプラ辺りが製作するドラマでも良い)
結末は異なることになるだろうけど。
あと、ストーリーの核となる陰謀は、芯としてあった方が良いかもしれない(よくよく分解すると、本作は繋がりが薄い事件だらけ。力技で繋げている印象)

地方都市を支配する大財閥グループ
暴力団、暴走族
悪徳刑事たち
軍部、特殊部隊(民間軍事会社)
女の子を守る元特殊部隊隊員
超能力少女
真相を探る所轄の刑事
新聞社、ジャーナリスト
保険会社
弁護士や検事も関係しそう、韓国映画なら。アメリカCIAや北朝鮮工作員、韓国国家情報院も。