けーな

華麗なるヒコーキ野郎のけーなのレビュー・感想・評価

華麗なるヒコーキ野郎(1975年製作の映画)
3.7
ロイ・ヒル監督とロバート・レッドフォードがタッグを組んだ「明日に向って撃て!」「スティング」に続く3作目。

空を飛ぶことに取り憑かれた男の物語。原題は、「The Great Waldo Pepper」。ヴォルド・ペッパーとは、主人公の名前で、実在する人物だ。第1次世界大戦では、空軍パイロットだったが、戦後は、遊覧飛行や曲乗りをして各地を転々として生活していた。人の目を引くために、危険な見せ物を行なったため、警察から飛行禁止令を出されてしまうが、偽名を使って、スタントマンとなる。そこで、戦時中、敵ながら一目置いていたドイツのエルンスト・ケスラーに出会い、スタントとして空中戦を行なう。

前半は、昔の映画にありがちな、間延びを感じたが、最後の空中戦は、手に汗握り、すっかり見入っていた。飛行機が好きなので、この映画は、たまらなかった。ロバート・レッドフォードが、脂に乗っていた頃で、とにかくカッコいい。ケスラーとの空中戦は、男気溢れていて、惚れ惚れする。男のロマンって、こういうことなんだろうなあと感じた。邦題で、『ヒコーキ野郎』としたのも、良かったと思う。

スーザン・サランドンが若い。
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