majizi

セリーヌとジュリーは舟でゆくのmajiziのレビュー・感想・評価

4.0
セリーヌとジュリーの2人が追いかけっこして出会い、仲良く同居。

マジックや下手な歌を披露したり、たまに2人が入れ替わったり、魔法のキャンディを舐めてトリップ冒険へ。

物語の中にさらに物語があって、それを2人と一緒に私たちも傍観します。

その物語がまた意味不明で、後半にむかい徐々に明らかになりますが、この作品は全てにおいて唐突。

論理的なものや比喩的表現などあるかもしれませんが、フランス古典はわかりませんのでサッパリです。

なのですが…

終盤ふたつの物語が繋がりだし、題名にもある「舟」が出てくる場面はとても美しく奇妙で、さらに滑稽でもありました。


たくさんの概念に縛られず、何かを楽しめるっていうのは最大の幸福かもしれません。


一体何がどうなっていくの?という魔法少女たちの世界。
やっぱり世界を救っちゃうのよ!
majizi

majizi