卯年に兎の映画を観ようと1月から温めていたが、なかなか時間が取れず、無理矢理時間を作った師走の夜。
観る映画を選ぶ材料に「ラビット」の文字しか見ていなかったので、ニコラス・ケイジということも気に留めていなかった感じ。
復讐請負組織な話。
依頼料は必要ないが、見返りに仕事の手伝いを約束させられる。
・・・そんな設定から、いかにもアメリカのアクション映画のような展開にもつれ込み、いかにもアメリカのアクション映画な過程を経て、いかにもアメリカのアクション映画のような結末へ進む、アメリカのアクション映画。
映画好きには、これで全部伝わる気もする。
細部にも細かくない部分にもおかしな設定がある気もするけれど、アメリカのアクション映画の範疇かなと。
タイトルのハングリー・ラビットは、組織の符丁から。
この設定で内容的に面白い作品も作れるかとも思わないでもないけれど、既にそんな作品はあるからこれはこれでいいのかもしれない。