Mariko

バファロー大隊のMarikoのレビュー・感想・評価

バファロー大隊(1960年製作の映画)
3.9
ジョン・フォードの中では晩年の作品。
今の目線で見ちゃうと、先住民の扱いとかどうなのよっていうのは御多分に漏れずあるんだけど、1960年、公民権運動の最中にあって西部劇でもBLM(そんな表現はもちろんなかったと思うけど)を!っていう意欲作?で、西部ではあるけれど法廷劇。

なので、いろいろ無理やり感がないわけではないし、この「人」の描き方はねえ、と思うところは多々あるけれどおもしろかった。

主人公、ウディ・ストロードの存在感が凄い。彼のマイナーな方の(笑)出世作とでも言うところか。
ていうか、タイトルが "Sergeant Rutledge"(ラトリッジ軍曹=ウディ・ストロードの役)なのに何故このジャケットこのクレジットなの...
Mariko

Mariko